腕時計はたかが道具だ。時間を知るために正確に動いてくれさえすればいい。でもなぜ、ひとは機械式時計をこうも溺愛するのか? 液晶TVや新型ケータイが主流のこの時代に、高価な機械式腕時計はホントに必要なモノなのか? そこには利便性うんぬんではない、えもいわれぬ魅力のツボが存在するのだ。とはいえ、綺羅星の数ほどの時計を前になにを基準に選んでよいのか、ビギナーにとっては至難のワザ。そこで時計Beginが提案する機械式時計選びの奥儀。まずは文壇の巨星、北方謙三氏の含蓄に富んだ時計溺愛のストーリーに耳を傾けるべし。