20世紀後半以来、地球環境の危機が叫ばれて久しい。地球上のあらゆる地域に人間の開発の手は伸び、これに伴って、汚染、資源不足、オゾンホールの拡大、廃棄物問題、果ては、CO2の増大に伴う温暖化など、危機意識は年々高まる一方だ。腕時計は小なりとは言え、大量生産されれば資源も相当に消尽される。無策のままに大量に廃棄されてゴミになれば、環境にも負担をかけ、素材のリサイクルも困難になってしまう。地球環境に注目が集まる今だからこそ、時計と環境問題との関係を真剣に考えたい。この特集を通じ、今一度、機械式腕時計に、目を向けて欲しい。