2009年に発表されたブライトリングの「Cal.01」、そして同じく2009年の年末に発表されたタグ・ホイヤーの「Cal.1887」。ちょうど40年前に、世界初の自動巻きクロノグラフ・ムーブメント「Cal.11」を共同開発したクロノグラフの両雄が、今度は各々が自社製造した自動巻きクロノグラフ・ムーブメントを引っさげて、時計界にふたたび激震を走らせようとしている。いまこそ半世紀に一度の革新のとき。それぞれの躍進により、時計史の新たな局面が切り開かれるはずだ。自社製クロノグラフ開発から、社会貢献、スペック対決に至るまで。21世紀の時計の辿るべき道筋を、竜虎相打つ戦いのうちに探る。